過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤 )と重曹を混ぜて使うって聞いたことがあるけれど、どんなふうに使ったらいいのかな?
過炭酸ナトリウム(粉末酸素系漂白剤)と重曹どちらもナチュラルクリーニングには欠かせない洗浄剤ですね。
我が家でも、ストックを必ず置いているぐらいお気に入のアイテムです。
カビ取りのために殺菌漂白が必要な時も、私や家族がアトピー体質なので、キツイにおいが発生する塩素系漂白剤は日常なるべく使わず、過炭酸ナトリウム(粉末酸素系漂白剤)を使うようにしていますよ(^^♪
「どうやらお掃除に過炭酸ナトリウムと重曹を混ぜると良いらしい。。」
けど、、、
「どんな所に使ったらいいのかな?」
「どんな効果があるのかな?」
そんなお悩みをもっているあなたに、過炭酸ナトリウム(粉末酸素系漂白剤)と重曹を混ぜることで、効率よくクリーニングできるおすすめの場所があるので、我が家流の使い方をお伝えしようと思ったのですが、、、
先日、ある石鹸メーカーさんにお邪魔したときに、
「私はこんな風に使っているんですが、、」
と、お話しすると、今まで私が理解していた見解と違ったお話しを聞くことが出来ました。
それがとても理にかなっていて、「使い方を変えた方がよさそう」と思ったんです。
そこで今回は、以前の私の方法と、石鹸メーカーさんから教わってからの方法をお伝えしようと思います。
まずは以前の私の方法からご紹介しますね。
過炭酸ナトリウム(粉末酸素系漂白剤)と重曹を混ぜる!その効果的な使い道とその方法とは?(旧バージョン)
では早速、過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤 )と重曹を混ぜて使っている場所とその方法をお伝えしますね。
過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤 )と重曹を混ぜて使うのは、我が家では浴室の床のカビ取りにに使っているんです。
よく知られているのは、過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)と重曹を混ぜたペーストを用意して、古い歯ブラシや床専用のブラシで、浴室の床部分にこすりながら塗りつけていくんですが、私はもっと手軽で時短な方法です^^
では用意するものから見ていきましょう。
(用意する物)
- 過炭酸ナトリウム(粉末酸素系漂白剤)
- 重曹
- 床をこするブラシや使い古しの歯ブラシ
- 50度の湯
(カビ取り方法)
- 過炭酸ナトリウム(粉末酸素系漂白剤)と重曹を同じ量だけ浴室の床に置く。
- 1の付近に50度ぐらいのお湯を少量たらす。
- ブラシを使って過炭酸ナトリウム(粉末酸素系漂白剤)と重曹を床のカビがある部分に混ぜながら(こすりながら)すりこむ。
- そのまま1時間~3時間放置する。
- ぬるま湯や水で洗い流す。
初めの写真の床の目地がほんのり赤くなっています。
これをほおっておくと黒カビになってしまうので、早めに漂白しちゃいます。(黒カビになってしまっても同じ方法で殺菌漂白しています^^)
最後の写真の床の目地は、赤色が取れてきれいになりました^^
この方法だと、仕事から帰ってきてお風呂掃除しているときに、
「あっ!カビかも?」
と気になる部分を見つけたら、その部分だけちょっとこすっておいて夕飯作りしながら放置しておき、
「さあお風呂のお湯を入れよ!」
って時に、床をぬるま湯や水で流してしまえば、きれいさっぱり♪
過炭酸ナトリウム(粉末酸素系漂白剤)は刺激臭もないので、ある程度換気さえしておけばすぐにお風呂に入れます。
過炭酸ナトリウム(粉末酸素系漂白剤)殺菌力や漂白力と、重曹の研磨力を混ぜることで使いやすいペーストになるので、浴室のタイルの目地や浴室の角、排水溝にも使えるんです。
というわけで、過炭酸ナトリウム(粉末酸素系漂白剤)と重曹のペーストの作り方も覚えておくと便利なので次でお伝えしますね。
過炭酸ナトリウム(粉末酸素系漂白剤 )と重曹のペーストの作り方
ではさっそく過炭酸ナトリウム(粉末酸素系漂白剤 )と重曹のペーストの作り方をご紹介しますね。
過炭酸ナトリウム(粉末酸素系漂白剤 )と重曹のペーストの作り方
(用意する物)
- 過炭酸ナトリウム(粉末酸素系漂白剤)
- 重曹
- 水
- 器
- 古い歯ブラシやスプーン
- あれば便利 計量スプーン
(作り方)
- 過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤 )と重曹を3対1の割合で器に入れる。
- 1に、30~50度ぐらいの湯を少量加えて古い歯ブラシなどでよく混ぜる。
- 少しドロッとするぐらいの量でokです。
- 完成!
器は、アルミ以外の素材にしてくださいね。黒ずんでくるので(^^)
私がいつも使っているのはこのタイプです^^↓
これで準備が完了しました(^^♪
漂白殺菌パワーの過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)と研磨効果のある重曹であなたのお家のお掃除にも使ってみて下さいね。
とこんな具合に、過炭酸ナトリウムと重曹を併用して使っていたんです。そこそこ満足していたんですが、石鹸メーカーさんからこんなお話を聞いたんです。次の章でお伝えしますね。
過炭酸ナトリウムと重曹混ぜると効果薄れる?!
なんと、衝撃だったんですが、、、
酸素系漂白剤である過炭酸ナトリウムは、過炭酸ナトリウムのpHよりもpHが低い重曹を混ぜると、 過炭酸ナトリウムのカビを分解する力を落としてしまう。
え~~~~~っ!
いいとこどりをしてきたつもりが、あかんことをしていたなんて!!!!」
確かにpHは下がるけどなぁ研磨力あるし。と思っていたんですよね。
いいとこどりをするなら、一緒にするんじゃなくて、別々にした方が無駄がなく、お互いを効率的に働かせることが出来るんですね。
本当に勉強になりました。
とはいえ、ナチュラルクリーニング系の本では、過炭酸ナトリウムと重曹のペーストをおすすめされているのも見かけるので、あとは自己判断ですね(;^ω^)
では、ここまでをまとめてみましょう。
まとめ
- 過炭酸ナトリウム(粉末酸素系漂白剤)と重曹を同じ量だけ浴室の床に置き、そこに湯を少し垂らす。
- ブラシなどを使って殺菌漂白したい場所にこすりつける。
- そのまま1~3時間放置。
- ぬるま湯や水で流す。
過炭酸ナトリウム(粉末酸素系漂白剤)と重曹のペーストの作り方
※ゴム手袋をして作業する。
今回、カビ取りで色々調べてみると、過炭酸ナトリウムとのコンビでカビ取り力が最強なのは、過炭酸ナトリウムと強アルカリ性の石灰のコンビのようなんです。
ただそのためだけに石灰を購入するのは、私的にはハードルが高いので、家にいつもある弱アルカリの重曹とのコンビでカビ取りしています。
ですが、過炭酸ナトリウムのカビを分解する力は落ちてしまうのが、やっぱりいまいち。。。
ということは、、、
過炭酸ナトリウム(粉末酸素系漂白剤)を風呂床に湯で溶かして軽ブラシでこすり、1〜3時間置いて殺菌させ、ブラシでこすりながら水で洗い流す。それでも汚れが残っていたら、重曹をパラパラと撒いてブラシでこすり洗い。
この2回に分ける方法の方が、過炭酸ナトリウム(粉末酸素系漂白剤)と重曹の効果をしっかり発揮できるんですね。
我が家の方法は、過炭酸ナトリウム(粉末酸素系漂白剤)と重曹を混ぜて使うのではなく、別々に使ってそれぞれの効果を落とさない。
これからも勉強し、変更したらお伝えしていこうと思います(^_^)
最近、さらに良い方法を試してみたところ、いい感じなのでこの記事を書きました。ぜひ読んでみてください(*^^*)
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今回、お買い物しながらいろいろ説明いただいた石鹸メーカーさんは、「石鹸百科」さんだったんです。色々、親切に質問にお答えいただいて、本当にありがたかったです(*^^*)
この記事があなたのお役に立てたら嬉しいです♬
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