カビの生えたタオルを使うとどうなるの? 黒カビの取り方も知りたい!
こんにちは。アラフィフ主婦のべじちゃんです
タオルは、毎日使うものだからこそ清潔に保ちたいですよね。
けれど、タオルを使い続けているとカビが生えてしまうことがあります。
「あ!タオルに黒い点々が、、」
と気づいた時、残念ながらそれはカビの仕業。
カビが生えたタオルを使うと、一体どのようなことが起こるのでしょうか?
この記事を読むと以下のことがわかります
この記事を読めば、カビの生えたタオルをどうしたらいいのかわかりますよ。
カビの生えたタオルを使うとどうなる?
カビの生えたタオルを使うと、以下のようなことが起こる可能性があります。
- 肌荒れやかゆみを引き起こす
- アレルギー症状を引き起こす
- 真菌性の肺炎や水虫が起こる可能性がある
カビにも色々種類がありますが、中でも黒カビは頑固です。
放置しておくと菌糸という根っこのようなものを伸ばし、どんどん繁殖していきます (;’∀’)
カビが生えたタオルを使うと、肌荒れやかゆみなどの肌トラブルを引き起こすことがあります。
また、カビはアレルゲン物質でもあるため、アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎、喘息アレルギー症状を引き起こすことがあります。
カビそのものの感染でおきる病気では、真菌性の肺炎や、白癬菌(はくせんきん)による水虫などが起こる可能性があります。
黒かびは、見た目も気持ちのいいものではありません。
ましてこのように身体に影響が出る場合もあります。
カビが生えたタオルは、できるだけ使用しないようにしましょう。
では、どうしてタオルにカビが生えるんでしょうか。次で解説しますね!
タオルにカビが生える原因は?
では、タオルにカビが生える原因を説明します。
では、1つずつ解説します
タオルを濡れたまま放置している
タオルは濡れたままにしておくと、カビが生えやすいです。
浴室の中でタオルを干して、カビが生えた経験は有りませんか?
実は経験があります^_^;
浴室の中は湿度が高いのでタオルが乾きにくく、カビが生えやすい状態になります。
さらに壁や天井にカビがあると、タオルにカビが生えやすいです( ;∀;)
使ったタオルを洗濯するまで洗濯機の中に入れている
洗濯機の中は通気性が悪く、しかも使ったタオルだと皮脂汚れもついているので、カビが生えやすい条件がそろってしまいます。
使ったタオルは洗濯するまでの間、通気性のいいカゴなどに入れておくようにしましょう。
洗濯してから乾くまでの時間がかかりすぎている
タオルを洗濯してから乾くまで、長時間かかるとカビや嫌な臭いのもとになります。
天気が良い日の外干しなら乾くのに時間がかからず問題ありませんが、特に梅雨時期の室内干しの時は要注意です。
洗濯機にカビが生えている
せっかくタオルを清潔にしようとしても、肝心の洗濯機がカビで汚れていたら菌をもらいにいくようなものです。
洗濯機は石けんカスや、皮脂汚れ、水あかなどが残っていたり、湿気がこもりやすい構造になっています。
そのため洗濯機の内部は、とてもカビが生えやすい状態です。
洗濯機の定期的な掃除をおすすめします。
洗濯槽のクリーニング方法の記事はこちらです
参考にしてください
⇓
タオルにカビが生える原因を紹介しました。
タオルは汚れたまま放置したり、長時間濡れたままにしておくと、カビが生えやすいんですね(;’∀’)
洗剤メーカーの花王さんもこのように説明されています。
カビ発生の3条件
花王 My kaoくらしラボより引用
「黒かび」「ピンク汚れ」「ヌメリ」などの金由来の汚れは、目には見えなくても空気中に原因となるカビの胞子や菌が漂っており、「温度」「水分(湿度)」「栄養(汚れ)」の3つの条件がそろうと増殖し、目に見える汚れとなって現れます。
では、カビの生えたタオルを使うことはもうできないのでしょうか?
もちろんそのままでは、身体に良くないので使わない方がいいのでが、黒カビを取ることができれば、また使うことができます。
カビが生えてしまったタオルを再利用するために、タオルの黒カビを落とす方法をお伝えします。
私が何度も試して、成功している方法もお伝えしますね!
タオルの黒かびの落とし方
では、タオルの黒かびの落とし方を説明します。
タオルの黒かびを落とす方法は、以下のような方法があります
では、それそれの方法を説明します♪
酸素系漂白剤を利用する方法(粉末の酸素系漂白剤を使用)
- タオルを洗濯⇒すすぎ⇒脱水しておく(汚れを取っておくため)
- バケツに①のタオルと熱湯約2リットルを入れる
- ②に酸素系漂白剤を約大さじ2入れ、トングや菜箸で軽く混ぜる
- かびている部分が浸るようにして、3時間ほど放置
- すすぎ2回⇒脱水⇒干す
※酸素系漂白剤はアルカリが強いので皮脂を取る作用が強いです。ゴム手袋を着用してくださいね
私が使っているのはこのタイプの酸素系漂白剤です
この方法は私が何度も試して成功している方法です。詳しい方法はこちらの記事に書いていますので、参考にして下さい♪
⇓
煮洗いする方法
- タオルを洗濯⇒すすぎ⇒脱水する(汚れを取っておくため)
- アルミ製以外の鍋に水を約3リットルを入れ湯を沸かす
- 沸騰直前になったら鍋にタオルと粉末の酸素系漂白剤を約大さじ2をそっと入れ、トングや菜箸で軽く混ぜ、さらに約1~2分ほど煮る(ふきこぼれに注意)
- かびている場所を浸かるようにして、3時間ほど放置
- 水でざっとすすいで、洗濯機ですすぎ⇒脱水⇒干す
※酸素系漂白剤はアルカリが強いので、皮脂を取る作用が強いです。ゴム手袋を着用してくださいね
酸素系漂白剤でタオルの黒カビを取る3つのポイント
酸素系漂白剤を使ってタオルの黒カビを取るポイントは3つあります!
私の経験上、この3つのどれが抜けても、タオルの黒いカビは落とせませんでした。
また、過炭酸ナトリウムに熱湯を使用しないと記載がありますが、その理由をメーカーさんにも確認したところ、以下のような回答でした。
以上のことから、酸素系漂白剤と熱湯のかけ合わせは自己判断でお願いします
このあたりも、こちらの記事で詳しく書いています^^
ここまでご紹介した酸素系漂白剤を使う2つの方法は、白色・色物・柄物のタオルでも使えますが、次で紹介する方法は色物・柄物のタオルには使えません。
次でご紹介する方法は、白色タオルの場合のみ可能な方法です。
塩素系漂白剤を利用する
塩素系漂白剤(キッチンハイター)を使ったタオルの黒カビの落とし方です。
塩素系漂白剤は、タオルの色や柄も漂白脱色させてしまう可能性があるので、白色のタオルで試してください。
塩素系漂白剤を扱う時は、着ている服についてしまうと、服も脱色される場合があるので注意しましょう
- 洗濯用バケツか洗面器に、水とキッチンハイターを規定量入れる
- ゴム手袋をして①にタオルをつけ込む
- 約2~30分置く(30分以上置かない)
- ゴム手袋をして水でよくすすぎ、脱水⇒干す
では、これからどのように対処したらいいのでしょうか。
次で、カビの生えたタオルにしないための対策をお伝えします。
私がいつも行っている予防方法も紹介しますね!
カビの生えたタオルにしない予防法
カビの生えたタオルにならないようにするには、以下のような予防法があります。
- タオルを濡れたまま放置しない
- タオルを高温多湿の場所に長時間置かない
- 洗濯までの汚れたタオルは洗濯機の中に入れない
タオルを濡れたまま放置しない
お風呂で使ったタオルを翌朝まで浴室で乾燥させていた頃、よくタオルにカビが発生していました。
朝に洗濯するし、ちゃんと浴室で干していたのでその方法が最善だと思ってました(^^;
タオルにカビが生える原因を知ってから方法を変えると、カビの生える確率が激減!
その方法は、
- 外に干す
- セスキと水を入れたバケツ(洗面器でもOK) に洗濯するまでつけておく
わが家は基本的に2番目のつけおきにしていますが、この方法に変えてからタオルにカビが生える頻度が激減してます。
やはり、浴室は湿度が高く、どうしても天井や壁などカビの胞子が微量でもあるのでカビやすくなるんですね。
方法を変えて実感しました!
わたしが使っているセスキ(セスキ炭酸ソーダ)はこのタイプです⇓
タオルを高温多湿の場所に長時間置かない
梅雨時期は、特に室内干しする機会が多いと思います。
室内干しするなら、タオルを乾かす時間を短縮しましょう。
除湿機や扇風機・サーキュレーターなどを使って風を送り、なるべく早く乾かすことがカビを発生させない大きなポイントになります。
特に、サーキュレーターは、下からの送風でまんべんなく洗濯物を乾かせること、暑い夏でも節電対策に使えるので一つあると超便利です^^
わが家の具体的な室内干しの方法は、こちらの記事に書いています^^
洗濯機を汚れたタオルの保管場所にしない
使って汚れたタオルはどこに置いていますか?
洗濯するまでの間、洗濯機の中に入れて置いていませんか?
洗濯機の中はどうしても石けんカスや水アカが残りやすい上、湿気がこもって乾燥しにくいのでかびが生えやすい条件がそろっています。
洗濯機の中に汚れたタオルを入れると、洗濯機の中も乾きにくくなり、タオルもかびやすくなるのでやめておきましょう。
洗濯槽のクリーニング、あなたはどのタイプですか?
私は通気性の良い洗濯かごに入れるようにしています。
けれど、使ったタオルが湿っていたら洗濯用バケツにセスキなどのアルカリ洗剤を入れた水に洗濯までつけ込んでおきます。
アルカリ洗剤につけこむ方法は、予洗いにもなる&カビも生えにくくなるのでおすすめですよ。
セスキならこちらのタイプを使っています⇓
酸素系漂白剤もアルカリ洗剤の仲間なので同様に使えます⇓
まとめ
カビの生えたタオルを使うとどうなる?
カビが生えたタオルを使うと、肌荒れやかゆみなどの肌トラブル・アレルギー性鼻炎、喘息などのアレルギー症状を引き起こすことがあります。
カビそのものの感染では、真菌性の肺炎や、白癬菌(はくせんきん)による水虫などが起こることも。
身体に影響が出る前に、カビの生えたタオルを使うのはやめましょう。
タオルの黒カビの取り方
- 酸素系漂白剤を利用
- 煮洗いする
- 塩素系漂白剤を利用する
カビの生えたタオルにしない予防法
- タオルを濡れたまま放置しない
- タオルを高温多湿の場所に長時間置かない
- 洗濯までの汚れたタオルは洗濯機の中に入れない
タオルを濡れたまま放置しておくと、とてもカビが生えやすくなります。
カビの生えたタオルを使うのは、やはり気持ちもよくありませんよね
バスタオルもカビやすいので、こちらの記事も参考にして下さい。
カビの生えたタオルをそのまま使うのはもうやめて、今回ご紹介した方法でカビ取りを試してみてくださいね。
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